陽性症状の真っただ中のとき、いつ頃かははっきりしませんが、発症してから6週間後くらいからだと思います。

テレビの映像が流れるように、頭の中に映像が浮かび上がることがありました。

自分では意識していないのに、人の顔が比較的はっきりと映像として、浮かび上がっていました。

同じような体験をした人がいるのか疑問に思い、先ほどインターネットで調べたところ、「視覚表像」というものらしいです。

統合失調症の人に起きていることがありますが、それほど多く起きているものではないようです。

わたしの場合は、発症の初めのころに、頭の中に映像が走馬灯のように駆けめぐることがありましたが、それは短時間のことでした。

その後5~6週間後に、再び映像が浮かび上がってくるにようになりました。

初めのころの映像が駆けめぐる感じではなく、静止画がポッと浮かび上がる感じでした。

それはあまり意識しないうちに浮かび上がっていたので、場所や状況を構わずといった状況でした。

そのことで幻聴に怒られていました。

わたしは統合失調症を発症する前から、頭の中で何でもごちゃごちゃと考える癖があったようです。

他人の頭の中はのぞけないので、自分が特別に考え事ばかりするタイプのなのか…はっきりとはわかりませんが、医師から言わせればそうだそうです。

幻聴からも「頭の中がごちゃごちゃうるさい」「わたしたちも疲れるから、何も考えないで」とよく言われていました。

しかし、頭の中を空っぽ?にするのは、わたしにとっては難しいものでした。

幻聴から「入浴の時とトイレの時は何も考えない、思い浮かべない」と命令されていました。

先ほどの通り、頭の中に映像がポッと浮かんでくるのは、自分ではあまりコントロールできなかったため、入浴中に映像が思い浮かんでは、幻聴にしょっちゅう怒られていました。

入浴のときに、何かを思い浮かべる、もしくは考えがよぎってしまったときには、入浴を続けることを許してもらえず、一度浴室から出て、謝罪していました。

時期的に11月下旬から12月頃の出来事だったので、びしょびしょの身体で脱衣室で謝罪するのは、寒くてつらかったです。

同じような感じでトイレもなかなか入れなかったので、膀胱炎と便秘になりました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

投稿者

くま子

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